クラウンプラザ タイムズスクエア

 クラウンプラザ タイムズスクエア(Crowne Plaza Times Square)は、イギリスのインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)が有する高級シティホテルブランドです。日本人が「クラウンプラザ」と聞くと、「ANAクラウンプラザ」や「全日空ホテル」を思い浮かべられることでしょう。日本がバブル絶頂期であった頃の全日空は、世界中の就航地でホテル事業を大胆に展開しておりましたが、バブル崩壊後に勢いが衰え、しばらくしてIHGとの合同会社へ組織変更しました。現在では、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンという日本法人が、日本国内のみANAクラウンプラザホテルズを運営致しております。ということで、こちらの「クラウンプラザ タイムズスクエア」は全日空の資本が入っていないIHGが運営する海外ホテルとなりますので、日本(全日空)のレベルの高いおもてなしが受けられる、という事ではなく、ロケーション勝負の使い勝手の良いビジネスホテルといったところです。会議室やビジネスセンターを備えていることからビジネス用途には最適な事は情報を手にとってすぐに分かることですが、旅行者にとってもアクセスの良さから非常に使い勝手の良いホテルとなっております。また、800近い客室がありますので、団体様のご宿泊も可能な点も、タイムズスクエアにあるホテルの中では大変魅力的であるといえます。

 クラウンプラザタイムズスクエアの玄関を出た所がブロードウェイ通りとなりますから、宿泊客はブロードウェイミュージカル劇場街のど真ん中に宿泊することになります。玄関を出て左手を見ればミュージカル「シカゴ」の看板が顔をのぞかせており、右手にはタイムズスクエアのビルボード(電光掲示板)が目に入ります。よくお客様に「タイムズスクエアはどこですか?」と聞かれる事がございますが、「ブロードウェイ通りと7番外が交わる45丁目の広場です」とお答え致しております。この45丁目の場所に、年末カウントダウンで有名な一番大きな広告塔がございます。タイムズスクエアとは、ニューヨーク・タイムズから名前が取られた広場(スクエア)でありますから、この広告塔とその足元の広場を示すことは間違いないのですが、初めてニューヨークに来られる方にとって、このクラウンプラザホテルがある49丁目からブロードウェイ通りを歩いていく散歩道全体がタイムズスクエアのイメージに一番近いかと思われます。というのも、このホテルの建物のあちらこちらに電光掲示板や広告が張り巡らされ、すでにタイムズスクエアの一部となっていますから。

 タイムズスクエアと各ミュージカル劇場にとても近いことはお分かりいただけたかと思いますが、もちろんこのエリアですから公共交通手段も便利が良いと決まっております。ホテルの目の前に赤の1番と2番の「50丁目(50th St)」駅と、黄色のN、R、W路線の「49丁目(49th St)」駅があり、1ブロック(徒歩5分)先には、青のC、E路線の「50丁目(50th St)駅がございます。路線別で簡単に観光スポットをご紹介しますと、赤の地下鉄でリンカーンセンターへ、青の地下鉄でチェルシー・マーケットやアメリカ自然史博物館へ、黄色の地下鉄で5番街のお買い物エリアへ行く事ができます。徒歩圏では、セントラルパークはもちろん、ラジオシティ・ミュージックホール、ロックフェラーセンター、ブライアントパーク、ニューヨーク近代美術館(MoMA)など、ニューヨーク定番の観光名所へそれぞれ10分ほどでアクセス可能となっております。

 バブル期の話ばかりになってしまいますが、このクラウンプラザ・タイムズスクエア・ホテルもまた、日本がバブル期絶頂の1989年に建てられました。開業当時のホテル客室からは、日清カップヌードルのアイコン、三菱、ソニー、パナソニック、東芝、IVC、リコー、サントリーなど日本企業のビルボード広告ばかりが見えていたということになります。そんなホテルもさすがに営業から20年近く経過した2009年に大規模な改装工事に乗り出しました。現在の客室内装は、白を貴重としたシックで落ち着いた雰囲気となっており、革張りのアーム付きチェアや大きめのワークデスクが設置されています。一般的な客室は全て30平米ほどの広さで統一されており、日本からお越しになられる方には少し狭く感じられるかもしれませんが、3.5つ星クラスのホテルとしては通常のサイズといえます。広いお部屋をご希望される場合は、ジュニアスイート(60平米)以上のカテゴリをご指定いただくと広くなりますので、ご検討いただければと思います。客室について特筆すべきは「タイムズスクエアビュー」と呼ばれる、文字通りタイムズスクエアを見下ろして望むことができる角部屋で、この立地だからこその特典となります。タイムズスクエアの方向を向いた角部屋に限定されるため、「タイムズスクエア・ビュー」の部屋数は少なく、毎年1年近く前から年末カウントダウンのために予約が殺到するという状況です。このような特別な限定客室も弊社でお手配する事が可能となりますので是非ご相談いただければと思います。

 クラウンプラザホテル内のには「ニューヨークスポーツクラブ(NYSC: New York Sports Clubs)」という大手チェーン型のジム施設がございます。1973年にニューヨークで発足したこのジムは、2006年にNASDAQ上場を果たし、今日では全米中で展開している企業です。ニューヨーク市内だけで120ヶ所あるNYSCの赤いロゴは、少しマンハッタンを散歩しただけで目に入るものかと思います。ホテルの宿泊客は、フリーウェイト、バイクマシン等が完備されたフィットネスセンター、プール、サウナを無料でご利用いただけます。

 冒頭でビジネスにも適したホテルであるとご紹介致しましたが、それにはホテル内に会議室が32つあるという事と、各ミーティング、イベントのコーディネートには専門のミーティング・ディレクターが担当する、という2つの利点がございます。一番大きなミーティングスペースは最大700名様でご利用いただけるため、大手企業のプレス会議などでもご利用いただく事ができます。大きなイベントほど事前準備が大変なものとなりますが、専門のディレクターがフロアプラン(机、椅子、プロジェクターなどの配置)、タイムスケジュール、資料印刷を含む備品手配など、トータルコーディネートにてサポート致します。館内のレストラン「Brasserie 1605」では、朝の6時半から営業しており、カジュアルなアメリカンダイニングをタイムズスクエアの景観と共にお楽しみいただけます。また、バー「Broadway 49」は、規模は小さくはなりますが、ブロードウェイ通りに面しており、眠らない街ニューヨークを目の前にしながらお酒を楽しむ事ができます。こちらでは、ビールとカクテルが一通り、ワインは白・赤それぞれ7種類ほど揃っておりますので、ホテルでちょっと一杯、という時に良いかと思います。通常のホテルのバーでは瓶ビールが主流となりますが、こちらのホテルはドラフト(生)ビールも3種類ほどあり、お勧めは地元ブルックリンで醸造したラガービールとなります。

個人的な意見

 タイムズスクエアの目の前に位置していることから、観光、ビジネス、お食事、お買い物、ナイトライフに困る事がありません。また、客室料金もヒルトンやシェラトンなどの大手系列ホテルに比べて、非常にリーズナブルでコストパフォーマンスが高くなります。会議室の多さなどからも、企業イベントなどでフロアごと貸し切りになったりするホテルですから、タイムズスクエア周辺でビジネス用途に適したリーズナブルなホテルと言えばこちらのクラウンプラザ・タイムズスクエアになるかと思います。忙しいビジネスマンも、一仕事を終えた後は一歩外に出れば夜の街に繰り出す事ができますし、身体を動かされたい方は館内のNYSCのジムで身体を動かす事もできます。個人的には、タイムズスクエア周辺のホテルで珍しく大きなプールがある、という事に魅力を感じます。より高級感を求められるお客様には、タイムズスクエア周辺の4つ星クラスホテル「W ニューヨークタイムズスクエア」や「ニッカボッカーホテル」をお勧めします。

部屋数:795室
スタイル:シンプル、モダン、利便性
雰囲気:10代~ / タイムズ・スクエア中心希望 / ツーリスト / ご出張 / タイムズ・スクエア一望できる

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