リファイナリー ホテル
リファイナリー ホテル ニューヨーク(Refinery Hotel New York)は、かつてアパレル産業が活況を呈していたガーメント地区(衣料問屋街)に位置しております。ホテルの建物は、過去の偉業に敬意を払うかのように、帽子工場だった歴史的建築物を改築して造られました。現在では、今風のカジュアルな雰囲気とハイセンスなインテリアのアーバンブティックホテルとして生まれ変わっています。
リファイナリーホテルの“リファイナリー(Refinery)”は、「精製所、精製機具」という意味を表しています。ホテルが位置するミッドタウンの5~9番街の34~42丁目周辺は、アパレル産業の工場や精製所が集まったニューヨークファッションの中心地区でした。現在は土地の高騰によりファッション以外の産業も多く入居していますが、現在でもファッションスタジオや生地店、ファッション工科大学など当時の形跡が残っています。そんな100年以上の歴史を持つこの地区に建つリファイナリーホテルは、衣料問屋街と1920年代のニューヨークをモチーフにデザインされています。インテリアは、インダストリアルの要素を取り入れた硬派なイメージのデザインで、昔ながらのビストロ、禁酒法時代がテーマのジャズバー、エンパイアステートビルディングを目の前に望めるルーフトップバー、クールホワイトとゴシックアートが特徴的なロビーなど、所々で異なるニューヨークの表情を体験することができます。
ホテルの立地は、ブライアントパークの南側のすぐのところ、38丁目の5番街と6番街の間に位置しております。衣服地区(ガーメント地区)と呼ばれていた頃とは異なり、現在ではブライアントパークやニューヨーク市立図書館といったお洒落なスポットのあるエリアです。ただ、観光には不向きかもしれません。5番街やタイムズスクエアーといったミッドタウンの中心から少し離れた立地となります。地下鉄は、タイムズ・スクエア駅(1、2、3、N、R、Q、7トレイン)と、6番街の42丁目駅(B、D、F、Mトレイン)が最寄り駅となります。縦にも横にも移動できる路線が入っています。地下鉄を乗り回せれば比較的移動も困難ではないでしょう。
お部屋はビンテージ家具とモダンな装飾品でデザインされた、シックなインテリアです。1976年のオーク材の床、高さ12フィートのコンクリート天井、むき出しのパイプ、街の景色を望む広大な窓、そしてスケッチブック風の壁画がより一層インダストリアルな雰囲気を醸し出しています。客室の広さは、普通のクイーンベッドの部屋だと23平米で、キングベッドの部屋だと25平米です。ニューヨークのブティックホテルとしては平均的な広さではありますが、すこし小さい気がします。デラックスルーム、エグゼクティブルームのルームタイプになるとそれぞれ36平米、38平米となり平均的な広さです。各客室には、ザホワイトカンパニー(The White Company)によるカスタムメイドの家具と厳選されたバスアメニティ、農場から生まれた無添加コスメブランド「ビークマン1802(Beekman 1802)」の天然化粧品、ケーブル付きの42インチ液晶ハイビジョンテレビ、iPodドック、無料Wi-Fiなどが備え付けられています。
リファイナリーホテルの最も注目されている点は、ルーフトップバー「REFINERY ROOFTOP」です。ここには屋外テラスがあり、1年を通して目の前でエンパイアステートビルの迫力あるドアップの景観をお楽しみ頂けます。エンパイアーを望めるルーフトップバーとしてはニューヨークで3本の指に入るバーだと思います。内装もカジュアルなブリックのインテリアで、100年前のニューヨークに舞い戻ったかのよう。宿泊客でなくても利用できますので一度行かれてみてはと思います。ビストロ風レストラン「Parker&Quinn」は、昔ながらのアメリカのダイナーを現代風にアレンジしたオーセンティックなレストランです。ノスタルジックな雰囲気の中で朝食、ランチ、ディナー、カクテル(そしてソフトシェルクラブからリブアイまで)等をサーブしています。20年代のアメリカの禁酒法時代をモチーフにしたジャズ・バー「WINNIE’S JAZZ LOUNGE」は、雰囲気がとてもいい落ち着いた大人のバーです。ジャズの生演奏もあります。トレーニング・ジムは小さいですがある程度のマシンが揃っています。スパはありません。
個人的な意見
リファイナリーホテルは、100年前のニューヨークがコンセプトの近代的なホテルです。イメージ的にはエース(ACE)やノマド(Nomado)と同系統のデザインホテルになります。20代、30代と若くて流行に敏感、仕事も遊びも上手にこなす、そのような層が宿泊客となっています。立地的にも5番街のショッピングエリアやタイムズスクエアーから少し離れていますので、喧騒から離れてた静かなエリアです。また、アーティストやデザイナーの産業ギャラリーが頻繁に催されており、地元ブランドのギャラリー展として活用されております。リファイナリーのインテリアやデザインは、アパレル関係やインテリア関係の方々にとりましてとても参考になると思います。
部屋数:197室
スタイル:インダストリアルスタイル、モダンアンティーク
雰囲気:20代~40代 / 慣れた方 / ハプニング / インテリア関係の方
リファイナリーホテルの口コミ
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